【尾張旭ジム】たばこと身体能力について
こんばんは。
ICEGYMパーソナルトレーナーの佐藤です。
本日はたまに会員様からも質問される喫煙について書いていきます。iPhoneから投稿してみます。
たばことスタミナについて
よくタバコを吸うとスタミナが落ちると言われているのは広く認知されていると思いますが、体力そのものが落ちるわけではありません。
が、肺胞が炎症を起こし酸素を取り込む力がほぼ確実に低下します。なので結果的にスタミナを要する種目において酸素が取り込めないということは確実に早く息切れを起こすようになります。結果、スタミナが落ちるということですね。。
たばことトレーニングについて
ではマラソンをやるわけでは無いし筋トレがメインだからタバコを吸っていても問題無いか?!と思う人も多いと思います。
喫煙により筋肉の損傷の治りが遅くなり、怪我の回復や筋トレにおける「超回復」の効率が悪くなるので少なからず影響があります。筋トレの効果は間違いなく低下します。
回復機能が低下するということは疲労回復にも影響があるので疲れやすい身体になるでしょう。
ニコチンと身体能力
ニコチンに依存すると神経が興奮状態に達するのにニコチンが無いとMAXまで行かなくなるので、反射神経や瞬発力に大きく依存します。最終的にはアップをしてもトップギアに入らなくなるので、スタミナの関係ない瞬発系のスポーツや速筋を使う重量挙げについても影響が出てしまいます。
つまりスプリンターの方は走破タイムが悪くなり、格闘家の方はパンチを避ける反射神経が低下、パワーリフターの方は瞬発的に重量を挙げることに失敗する可能性が浮上します。
タバコを吸い続けた貴方とパラレルワールドに非喫煙者の貴方が居たとして、全てが同じ人間同士があらゆる競技を競ったとしたら、パラレルワールドの貴方が全てにおいて上回ると思います。
タバコとリラックス効果
タバコを吸うとリラックス効果があると感じる人も多いでしょう。それは中毒症状が緩和されているので一時的にリラックスしたように感じています。
そのリラックス効果も次第に喫煙量を増やしていかないと緩和される割合が何年もかけて少なくなっていくので、ある日、喫煙の快楽よりも健康的な不安やコストの負担のほうが上回って辞めていく人が多い一つの原因でもあります。
最後に
喫煙はダイエットにもスポーツにもトレーニングにもメリットは科学的に利点は一つもまだ発見されていません。
無理やりこじつけるとしたら、吸って息を吐く繰り返しの行為がカロリー消費になるので瞬間的にはメリットとなるかもしれませんが、酸素を取り込む力が低下していくことを考えるとあまり得策ではありません。
どうしても覆せない理由があるとすれば、ロマンでしょうか(笑)
かと言ってICEGYMでは期間中に喫煙を禁止しているわけではありません。吸っていてもダイエットやボディメイクは可能なので、吸うことに美学があるならとことん追い求めて頂いて構いません。男性会員様からの喫煙について質問が多いので書かせて頂きました。
読んでくれてありがとうございました。
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